さてその日にこてんぱんに男に振られた二号は昨年のクリスマスイブのことを「21世紀最初のクリスマスイブ」などと言いなにか意味を持たせようとする輩が大嫌いなのです。なんだか今世紀の二号のクリスマスイブ全てが決定付けられた気がするからなのです。今年も来年も男に振られますかイブ。慰撫。翌日BOOK OFFに走りセガサターン版のアンジェリークを購入して一日中プレイしていました。二号の2001年末は闇の守護聖クラヴィス様に慰撫されて終わりました。
2002年の三が日はベッドを埋め尽くす昨年末の冬コミで購入した30冊ほどの同人誌を眺めて過ごしました。一度のコミケで何万円も散財するいい大人の気持ちがわからないなどとはもうこれで言えなくなりました。あたくしはたぶんどこまでも堕ちていくが良いのです。
そう思っていた矢先、フードファイター白田信幸君22歳学生の美しい食べっぷりを見て突然今年の目標が決定しました。あたくしはこの人を飼いたい。間違いなくエンゲル係数が沸騰しているであろうこの人を飼いたい。飼った暁にはつい数ヶ月前まではかけていたはずの眼鏡をはずさせないようにしたい。ああ一体白田君に「眼鏡をはずせ」と指導したのは誰なのでしょう。ですがこの人を飼い美しい眼鏡姿を復活させるためには相当な財力が必要です。そうあたくしに足りないものは財力。今まで身に付けたことがなかった財力。ひょっとして財力がなかったから男に振られ続けていたのかしらいえそうに違いない。財力さえつけばきっと二号はクリスマスイブもモテモテよ。
ウルトラクイズから他局にクイズ王番組が出来始めた頃も「フードファイター」のように「クイズプレイヤー」という謎の肩書きが出来始めたなあと懐かしく思いながら二号は白田君を飼えるだけの財力を付けようと心に誓うのでした。