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2007年11月今月

2007年12月6日
【三国志はじめて物語(マスコットキャラの名前はニゴタン)】

 三国志を当然の教養としてお持ちの皆様におかれましては噴飯ものの愉快な話であろうと。




 女ヲタ(にょをた)としてお恥ずかしいことに三国志の知識がまったくなかったのです。とにかく名前が覚えられませんでした。まずは漫画で学習してから、と横山光輝三国志を3巻まで読んで挫折すること3度。三顧の礼も済ませたというのに横山三国志は一向に心を開こうとしませんでした。


 そんなあたくしに三国志の黎明まさに来んとす。『蒼天航路』を読み始めました。おおお面白い。登場人物の名前がきちんと覚えられます。『蒼天航路』で覚えてから横山三国志に戻ると登場人物を理解しているので何度同じ顔が出てきても大丈夫なのです。同時進行で読みますと三国志に基づいた曹操側からの視点と三国志演義に基づいた劉備側の視点の両方から楽しめますので比較する面白さもついてきます。この歳まで三国志に触れず前知識なしに『蒼天航路』を一気読みできるあたくしはひょっとして無類の勝ち組ではないのでしょうか。


 勝ち組であるとの余勢を駆ってうっかり2chの三国志・戦国板に踏み込んだのが間違いでした。そこで待ち受けていたのはネタバレの嵐。いえ何千年も前から読み継がれている話に対してネタバレも何もないのは理解しております。しかしそれでもしかし。曹操がオルグってる間に曹操息子死亡! 関羽が曹操の元に!?


 落ち着きなさいとりあえず読み進めることなのです。読み進めれば良いことなのです。あたくしは速攻で横山三国志の続きを借りに行きました。ええとどこまで読みましたか。確かこのあたり……ふと三巻ほど先のタイトルが目に入りました。「呂布死す」えええ最強武将じゃなかったんですかー!? 早い、死ぬのが早いのですよ! まだ横山三国志50巻くらい残ってますよ!?


 タイトルを見ずに十冊むんずと掴み慌てて家に引き返し、とりあえずシャワーでも浴びて気分転換を図ろうと手に取りましたのはあたくしの所持する三国志の蜀タオルです。孫権、周喩、太史慈……おや、孫策は。孫策はいないのですか。一騎当千の主人公であるところの孫策伯符は。そう言われてみれば一騎当千で「夭逝しなければ天下を獲っていた」というような台詞が……まさか孫策もこの後即死ですか。あっあっ今一騎当千のサイトを見て呂蒙とかいう登場人物のところに「前世:関羽を討つ」などと! などと! かか関羽死ぬの!?


 まったくどこにネタバレが潜んでいるか油断したものではありません。横山三国志ではあと十巻ほど残したところで「曹操死す」のようなタイトルが見えた気もしており、曹操がいなくなった後の十巻を蒼天航路によって導かれているあたくしはどう過ごせばいいのか今から不安でもありますが、これからも数々のネタバレに負けず積年の目標であった「女ヲタなら横山三国志は当たり前のように読み通している」に向けて精進したいと思います。前知識がなく三国志を読むという状態がいかに幸せかは十二分に感じている昨今なのです。




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