ピチカート・ファイヴ全盛期にはまったくの謎だった野宮真貴さんのプライベートが気がついたら解禁されており、1996年頃のワールドツアー連発で最もお忙しかったであろう頃に息子さんを出産されていて驚いたのもそんなに昔のことではありません。ご結婚相手はなんとなーくキー局やレコード会社でお仕事をされていたギョーカイの方だというおぼろげな情報で、職場結婚のようなものなのかな程度の認識でいたのですが、明確に書かれていた数年前の記事に出会いました。私の中で「野宮真貴さんのご結婚された方が」ではなく「そ、その方の奥様が野宮真貴さんなの!?」と主語が逆転し、しかも検索したらシュールくんの中の人についても野宮さんのご結婚相手に関してもガセに次ぐガセに溢れておりましたのでネット自浄作用の一助となりたく記しておきます。
といってもすべてがタイトルで終了してるんですけどね!
dot.asahi.com
馴れ初めなどご結婚の詳細はこちらのサイトにすべてが書いてありますから、ここへ飛んで終了でも大丈夫です
ウゴウゴルーガのキャラクター、シュールくんの声を担当されていたのは当時フジテレビ入社2年目の昼間徹史さん。たまたまフランス語ができたことからシュールくんの声を担当されることになったそうです。たまたまフランス語のできる人材が別にフランス語を日常的には必要としない仕事に就いているあたりが最高にキー局で素敵です。しかも奥様だったからウゴウゴルーガがゴールデン昇格の際にピチカートが起用されたのではなく、ウゴウゴルーガ2号の主題歌をピチカートが担当してからのご縁ということで、口を開けてヨダレを垂らしながらアホの顔で「♪東京は夜の七時〜♪」とぼんやりテレビを見ていた当時の自分に教えてあげたい。
昼間さんはフジテレビを退社しソニー・ミュージックへ転職、ドリカムやジュディマリを担当したりアンジェラ・アキを見出して売り出したりのご活躍をする一方で一人息子の中学受験を完全に請負い第一志望へ合格させるなど、とにかくマネジメントに優れた方なんでしょうね。シュールくんは隠しきれないインテリジェンスを下ネタにまぶしながら「フセインと布施博。ずうずうしいのはどっち?」「アメリカのブッシュさん、プロレスラーのブッチャーさん。喧嘩っ早いのはどっち?」「金平糖と公明党。自民党に甘いのはどっち?」などの世の中の世知辛さを容赦無く子供に叩き込んでいくスタイルで、当時の日本中のサブカルクソ女がシュールくんに恋していたといっても過言ではありません。そのシュールくんがサブカル御本尊の野宮真貴さんのパートナーになっていたなど納得する以外に何ができましょうか。
こうして人はノスタルジー全開の記事しか書かなくなっていくのですね……ノネナールやペラルゴン酸、ジアセチルを振りまきながら本稿を閉じるとします。
おしゃれはほどほどでいい 「最高の私」は「最少の努力」で作る
- 作者: 野宮真貴
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