昨日の記事がはてブでホッテントリになっておりありがたく読んでいたら、関連エントリとして出てくるのに読めなくなってるのがあって。
この真ん中の「【入手困難】誰も知らない小沢健二の超名曲選 - オティンティンミサイルゴーズオン!」て記事です。「『オティンティンミサイルゴーズオン』というタイトルの曲があるのかと思った」というブコメ優勝。だってオナラで月まで行くしさ……。
さて読めないので中身を推し量るしかないのですが、「誰も知らない」と煽れる曲はどのへんだろうと考えました。ネット黎明期にブートレグMP3で出回ってた『甘夏組曲』が「そうだよねー」ラインでしょうか。違法音源が動画サイトにも上がっているようなのでご興味のあるかたはそちらへお行きください。
『光る河 光る海』で煽られたら降参するしかない。友達いないからそういうほんとに身内だけでまわされてそうな音源だと聴いたことがない。完全に謎の曲です。いい機会なので断片情報をまとめてきました。一般にはWikipediaの記述のように、3/30の武道館で一度だけ披露された曲、とされています。
[mixi]未発表曲 - 小沢健二 | mixiコミュニティ
先日「レビュー96」のライブの曲(武道館公演 3月30日)を聞かせてもらったことがあって、その中に「光る川光る海~」という歌いだしで始まるノリノリの曲があったのですが、これもいわゆる未発表新曲の類だったのでしょうか?
↓違う日だったのではないか、というブログ。
このツアーでは、「甘夏組曲」「ダイヤモンド組曲」以外に、一日だけもうひとつ新曲が演奏されました。ウィキペディアに、「光る河 光る海」と記されている楽曲。引用します。
「1996年に行われたライブ『レビュー’96』において披露された曲。同年3月30日に行われた公演のアンコールの一曲目に演奏されたが、「甘夏組曲」同様スタジオ録音は残されていない」
えーと、この曲が披露されたのは、3月30日の武道館ではなく、3月8日の横浜アリーナです(これは絶対!)。あと、アンコール一曲目ではなく、「流れ星ビバップ」のあと、本編の最終曲だった可能性があります。
歌詞を聴き取った方々。ありがとう空耳選手権。
http://mimizun.com/log/2ch/musicj/1038724599/
422 :名無しのエリー:02/12/26 11:27 id:Gnvvo4Y3
やっぱみんな知らないんだ・・
横浜アリーナ3日間全部やったわけじゃなかったみたいね。
確か本編の一番最後にやった曲で、この知らない曲で
「これで本編は終わりますがアンコールがあるんで・・・」とかいって
引っ込んじゃった時はなんかちと唖然としたんだよ。だから覚えてる。光る川光る海 隠してた爪を研ぎ
麝香のにおいで僕を誘う
ここは8月の光と?????場所
優しさ研ぎすまされてくる夜
獣はひとりで夢を見てる
どーぞーそばにいてー。すべて断片的なフレーズだけどこんな感じ。
おそらくタイトルのサファリ'96とはこのことだと思うよ。
□□□ 小沢健二19 □□□ [net] | 2ch過去ログ
955 2003/07/06 19:50
タイトル不明、しかもほんの一部しかない。光る河光る海 隠してた爪を研ぎ
小麦色匂う風が笑う 水の流れるライオンの様 どうぞそばにいてここは8月の光と湖 それはそれはまるで
誰か僕に近づき囁いた それはそれはまるで
麝香の匂いで 獣は一人で夢を見てる
167 :NO MUSIC NO NAME:2012/05/12(土) 00:15:39.61 ID:/GfczBxv0
ひーかるかわっ ひーかーるーうみー
さーわぐかなっ さーわぎたーいーこーむぎーいろーにまーう がぜーがわーらうー
190 :NO MUSIC NO NAME:2012/05/12(土) 22:33:08.03 ID:/GfczBxv0
2番。ほとんど空耳に近い。光る河 光る海
○○いてた 舟を漕ぎ
麝香のにおいで月を誘い
深い深い○○○○○○○○○
どうぞ そばに来てここは8月の光と○○○○○○○○○
だれかが不意に近づきささやいたのは○○○○○
荒野○○○○○○○○
涙が不意に流れて 気がついたのは○○○○○
優しさ○○○○○○○○○夜
獣は一人で夢を見てる
どうぞそばに来て
うーん、歌詞を見るとこの詩の魂はその後の曲に吸収されて消滅したんだろう、と思うんですが、この曲を聴いた人がみんな「ノリノリだった」と言うんですよね……。この空耳アワーからノリノリさが伝わらない、歌詞と曲調が乖離してる歌が大好物なのでものすごく気になります。サファリ感あるし、今めっちゃ聴いてみたいわ。
はい、ということで今日も『ある光』を布教してお別れです。ごきげにょう。にょう。
- アーティスト: 小沢健二
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小沢さんの話、この記事あたりでたぶん打ち止めです。刹那の輝きは本当にうつくしいものですね。